歯の豆知識ブログ

2019.12.09更新

前回はガム噛みがダイエットに効果的というお話でした。

よく噛むことは、体に良い様々な効果をもたらします。

今回は、噛むこととストレスの関係についてです。

ストレスは、その状態が長引くことで心身に悪影響を及ぼします。

免疫力が低下し、病気にかかりやすくなったり。

思考力が落ち、それは記憶力の低下にも繋がります。

ストレスは、様々な心身の不調への入り口とも言えるでしょう。

ですが、そんなストレスに「噛む」ことは効果があります。

ストレス

よく噛むことは、そのストレスを解消させることが出来ます。

ストレスのかかった状態でガムを噛むと、ストレス反応を起こすホルモンの分泌が抑えられます。

これにより、ストレスを緩和させることが出来、ストレスのかかる状況に強くなるのです。

イライラした時などは、ガムを噛んでストレスを解消しましょう!

・噛んで記憶力UP

よく噛むことで記憶力をアップさせることが出来ます。

五感と呼ばれる視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚は記憶と深いかかわりがあります。

記憶における主な感覚は視覚・聴覚ですが、その他の感覚もまた重要です。

記憶は、感じる感覚が多いほどより記憶力が高まります。

これは、感覚が多いほど記憶力に関係する脳の活動領域が広がる為です。

勉強の際、見るだけでなく声に出したり書いたりすると効果的と言われるのはこれが理由です。

ちなみに、五感の中で最も記憶に残るものは嗅覚と言われています。

勉強でも覚えたいことを匂いと結びつけることで、より効果を高めることが出来るかもしれません。

食事は五感からの情報を同時に脳に取り込むことのできる唯一の方法とされています。

よく噛むことで、より多くの情報が脳に伝わります。

また、噛むことは海馬を活性化させることが出来ます。

海馬は記憶を司る器官で、新しい記憶が一時的に保存される所です。

海馬はデリケートな器官のため、ストレスにとても弱いという特徴があります。

ストレスが続くと記憶力が低下するのもこれが原因です。

ですが、上記の通りガム噛みでストレスは緩和できます。

これにより、海馬の敵であるストレスを抑え、更に噛む刺激で海馬を活性化させ、記憶力を高めることに繋がります。

最後に、むし歯などで歯が上手く噛めない、という時があるかと思います。

痛い

「噛めない」状態が続くと、脳はそれをストレスと感じてしまいます。

むし歯などで上手く噛めないという方は、治療により噛める状態にしてストレスをなくしましょう!

歯を健康に保ち、よく噛んで食べる生活を続ける。

それは、ストレスを解消し記憶力を高めることに繋がるのです。

歯

 

 

 

 

投稿者: 医療法人敬天会

2019.10.14更新

むし歯予防にガムを噛む。

歯科ではよく勧められており、実践されてる方もいらっしゃると思います。

キシリトール入りのガムが、むし歯予防に効果的であるのは確かです。

ですが、ガムを噛むことは、むし歯予防以外にも様々な効果があります。

今回は、そのガム咬みについて、引いてはよく噛むことの大切さについてお伝えします。

 

・ガム噛みで、生活習慣病を防ぐ。

生活習慣病とは食習慣、運動習慣、喫煙などが要因で起こる病気です。

糖尿病や高血圧、脂質異常症などが含まれ、これらは動脈硬化を促進させます。

この動脈硬化が、脳梗塞や心筋梗塞などの危険な病気の原因となるのです。

これら全てに内臓脂肪(腸の周りにつく脂肪)が関わっています。

肥満の中でも、内臓脂肪が多いものは放置すると生活習慣病を悪化させてしまいます。

ガム噛みはその内臓脂肪を減らすことに効果的なのです。

まず、よく噛むことは肥満を防ぐことに繋がります。

これは、噛む刺激によって、脳の満腹中枢(満腹を感じる器官)が刺激されるためです。

満腹中枢は刺激を受けると食欲を抑える効果があります。

主な刺激は血糖値の上昇によるものですが、咀嚼の刺激によっても活発になります。

ただし、どちらも早食いでは効果がでません。

血糖値の上昇は食事を始めてから20分、噛む刺激はゆっくり、しっかり噛まなければ満腹中枢を刺激するホルモンが増えない為です。

生活習慣病の一つ、糖尿病は肥満や暴飲暴食が原因のため、早食いはリスクを高めてしまいます。

ですが、忙しい日常では早食いになりがちな方は少なくないかと思います。

そこで、食事の前に10分間、ガムを噛むことがお勧めです。

先にガムをしっかり噛んでおくことで、空腹感を和らげ食べ過ぎを防ぐことが出来ます。

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・ガム噛みで無理なくダイエット

ガム噛みの生活習慣病対策は、もちろんダイエットにも効果があります。

よく噛むことで増える、満腹中枢を刺激するヒスタミンは代謝をUPさせる効果もあります。

これにより、内臓脂肪を減らし、更に皮下脂肪も減らすことが出来ます。

これらは、肥満や肥満傾向の方ほど、効果が大きいとされています。

また、ガム噛みによるダイエットはリバウンドが起きにくいことも特徴です。

噛むことで空腹感が穏やかになる為、反動が起きにくくなります。

ダイエットによる過度な食事制限は、体の筋肉量を減らしてしまいます。

それにより基礎代謝が落ちてしまい、痩せにくい体になることも。

ただし、ガム噛みによるダイエットは効果がゆるやかで、すぐに痩せたい!という場合には向かないこともポイントです。

よく噛むことは、自然と食事の量を調節してくれます。

それが、代謝を上げ、内臓脂肪を減らすことに繋がり、ひいては生活習慣病の予防にも繋がるのです。

最後に、ガムは砂糖を含まないものや、キシリトール100%の物が歯にとってもより効果的です。

普段の食事の前にガム噛み、取れ入れてみてはいかがですか?

ガム

 

投稿者: 医療法人敬天会

2019.09.16更新

前回は、歯磨きとセットで洗口液を使おうという話でした。

その歯磨きですが、歯ブラシだけで十分だと思う方もいらっしゃると思います。

実際は歯ブラシでは歯の表面は磨けても歯の間の汚れを取り除くことが難しい為、歯ブラシだけで十分とは言い難いです。

また、歯ブラシが入らない隙間にも細菌は入り込みます。

この歯と歯の間の掃除に欠かせないのがフロスです。

糸を歯間に通し汚れを取るもので、糸ようじと呼ばれる持ち手のあるタイプなどいくつかの種類があります。

歯と歯の間は、横から見ると歯肉が鞍状に窪んだ形をしています。

このくぼみにプラークが溜まりやすくなっています。

また、歯間部の歯肉はむし歯に弱く、歯周病の起こりやすい部位でもあります。

その為、フロスで歯と歯の間の掃除をすることはむし歯や歯周病の予防にも役立つのです。

フロス フロス

フロスには、大きく分けて2つ種類があります。

一つは両手の指に糸を巻いて使用するホール型。

二つ目は柄に糸が取り付けられたホルダー型です。こちらは糸ようじとも呼ばれています。

初めて使う方や慣れない方はホルダー型がお勧めです。

持ち手がある為操作しやすく、糸を切る手間もなく習慣化させやすいです。

F字型とY字型があり、Y字型は奥歯の清掃に向いています。

F字型は前歯部の清掃向けで、価格が安めなことも特徴です。

フロスの入門としては、F字型がお勧めです。

また、F字型では奥歯の清掃は難しいため、それぞれ使い分けて使用するのも良いと思います。

 フロス

続いては、糸巻タイプのホール型についてです。

こちらは1本だけで前歯から奥歯まで使える点が特徴です。

また、指を使って操作するため慣れれば歯が重なっていたりとホルダー型では掃除のしづらい歯並びにも対応できます。

歯間が狭い方にもお勧めできますし、なによりコスパの面においても優れています。

フロス

このホール型は、更に糸の種類を選ぶことが出来ます。

糸にはワックス、ノンワックス、エクスバンドの3種類があります。

ワックスタイプは、歯の間に糸が通りやすくなるよう、繊維の滑りを良くする加工がされたものです。

日頃フロスを使わない、歯間が狭くて通しづらい方にお勧めです。

ノンワックスタイプは、ワックスが使われていないものになります。

加工がされていない分、歯垢を掻き出す事により適しています。

フロスに慣れた方向けです。

エクスバンドタイプは、糸が唾液や摩擦でスポンジのように膨らむことが特徴のフロスです。

使いこなせば、最も歯間の汚れを取ることが出来ます。

ただし、糸が他のものと比べて太く、歯間が狭いと入らないことも。

ホール型は、ワックス→ノンワックス→エクスバンド、と慣れてからより効果の高いフロスに変えていくのがお勧めです。

 フロス

最後に、フロスの使い方についてのポイントです。

まず、のこぎりを引くように糸を横に動かしながらゆっくり入れましょう。

ポイントは力を入れ、押し付けるように入れないことです。

無理に入れると、歯の間の歯肉(歯間乳頭)を傷つけてしまうのでやめましょう。

糸を歯の根元に入れたら、歯のカーブに沿って上下に動かします。

上顎は上から下に、下顎は下から上に、掻き出すようにすると効果的です。

ちなみに、歯間が広い方にはフロスより歯間ブラシがお勧めです。

歯の間の汚れは、歯ブラシだけでは58%程しか落ちませんが、フロスを併用すると86%も落ちるといわれています。

ご自身にあうフロスを選んで、日々の歯磨きにつけくわえてみませんか?

もちろん、歯科でのクリーニングもかかせません。定期的な受診をお忘れなく。

 

 

 

 

 

 

投稿者: 医療法人敬天会

2019.08.19更新

最近ではドラッグストアなどでもよく見かける洗口液。

近年、歯磨きに加え、うがい薬や洗口液、フロスなど、より歯の健康への意識が高まっているようです。

今回は、その洗口液についてです。

洗口液は、主にボトルに詰められ販売されています。

ちなみに、ラベルにはマウスウォッシュ、デンタルリンス、デンタルウォッシュなど。

一見名称だけでは洗口液か液体歯磨きか判別しにくいものが多いです。

裏面など成分表示の近くにきちんと記載がありますから、こちらで見分けられます。

また、同じブランドから洗口液、液体歯磨きの両方が出ていることもあるので、ラベルのチェックはしっかり行いましょう。

液体歯磨きは液状の歯磨きのことで、口に含みすすいだ後に歯を磨きます。

ペースト状の物と比べ口の中全体に行き渡りやすく、泡立ちも少ないため時間をかけてブラッシングが出来るという特徴があります。

 

洗口液は、基本的には歯磨きをした後に使います。

歯磨きとセットで洗口液を使うことは、歯周病の予防に効果的です。

歯周病は、歯の表面に付着した細菌の塊(プラーク)による感染症です。

これらは、時間と共に細菌たちが形成した膜状の集合体で、細菌たちを外敵から守るバリアの役割を果たします。

細菌が歯に付着してからおよそ48時間が経過するとつくられ、取り除いても時間がたつと再び形成されます。

洗口液に含まれる殺菌成分は歯周病菌に対し有効ですが、プラーク内部の菌には成分が届きづらくなってしまいます。

そのため、先に歯ブラシでプラークを壊し、内部の菌に洗口液の殺菌成分を届きやすくすることが理想とされています。

ですが、歯を磨く時間がなかったり、外出先などで歯磨きが出来ないときもあるでしょう。

そんな場合も、洗口液で口をすすぐことは効果的です。

歯磨きから時間がたつと、洗口液だけでは殺菌成分が効果を発揮しにくくなります。

歯磨きから時間を空けずに使用することで、洗口液のみでも殺菌作用を発揮します。

ただし、洗口液は歯磨きの代わりにはなりません。洗口液を使えば歯磨きをしなくてもいい、というわけではないです。

また、ラベルに記載された時間(20~30秒)しっかりすすぎましょう。短いと効果が発揮されないことも。

あくまでも、普段の歯磨きの仕上げとして、歯磨きから時間を置かずに洗口液を使いましょう。

 mouth

最後に、洗口液を選ぶ際には、殺菌成分のタイプに着目して選ぶこともポイントです。

歯磨きとセットで使う時、歯磨きが出来ないときに使う時。

この場合、それぞれの使い方に合わせた洗口液を選ぶと、より効果的です。

殺菌成分には主に、「付着」「浸透」の2種類があります。

歯磨きの後に使う場合は「付着」タイプを。

グルコン酸クロルヘキシジン、セチルピリジニウム塩化水和物、ベンゼトニウム塩化物などの成分を含むもの。

歯磨きが出来ない場合は「浸透」タイプを。

エッセンシャルオイル、ポピドンヨードなどの成分を含む物がお勧めです。

一見同じように見える洗口液も、使い方に合わせたタイプがあります。

ご自身の生活スタイルに合わせた洗口液を使いましょう。

 neko

 

 

 

 

投稿者: 医療法人敬天会

2019.07.13更新

夏は、冷たいものを口にする機会が増える季節です。

また、コーラやサイダーのような、炭酸飲料を口にする人も多いかと思います。

こういった清涼飲料水は歯によくないという認識はあちこちで見られます。

これらの飲み物が歯によくないとされる理由は強い酸性度によるものです。

一般的に、歯が溶けだすのはpH5.5以下とされています。

弱酸性程度であれば、唾液の働きにより中和されるため問題ありません。

しかし、強い酸性(pH2.7~3.4)の物は、長く口にし続けている歯を溶かす原因となります。

炭酸飲料には、レモンに近いほどに強い酸性度のものがあり、問題視されています。

その為、飲んだ後はうがいをする。だらだら飲みをしない。

など、長く口の中に留まらないように気を付けて楽しむことが推奨されています。

    炭酸

では、最近よく見かける「炭酸水」はどうでしょうか。

炭酸水は、水に炭酸(二酸化炭素)が溶けたものです。

コーラなどは炭酸水に砂糖、酸味料、甘味料、香料、保存料などを加えた飲み物です。

元々の炭酸水にはほとんど味がありません。

近年広まっているのがこの「無糖」炭酸水で、糖質を含まない、むし歯の原因になりやすい炭酸飲料と区別されています。

水代わりに飲む方も多く、様々な効果が期待されています。

炭酸による食欲抑制効果から、糖質を含まないことも含めてダイエットに利用する方もいます。

ですが、水と炭酸水は同じではありません。

炭酸水を、歯に悪影響を及ぼさず楽しむポイントをご紹介します。

まず、成分表記にきちんと目を通しましょう。

“カロリーゼロ”と書かれていても、風味付けの為の甘味料などの添加物を含むものは多いようです。

炭酸水をよく飲む方は、なるべく添加物が少なく糖質を含まないもの、水と炭酸のみの炭酸水がお勧めです。

次に、フレーバー付きの炭酸水について。

その中には、ジュースに匹敵するほど酸性度が高いものがあります。

特に高いのは柑橘系のもので、それらは酸味を付けるために使われるクエン酸の影響です。

日中に時々飲む分には問題ありませんが、唾液の分泌が減る就寝前は控えましょう。

ちなみに、普段から炭酸飲料やジュースをよく飲まれる方が、炭酸水を代わりに飲むのはお勧めです。

フレーバー付きの物であっても、それらと比べれば歯への影響は低くなります。

炭酸を例に挙げましたが、基本は食事をすると口の中は酸性になります。

その後唾液の働きで中和されますが、だらだらと食べ物を口にすれば口の中が酸性になる時間は長くなります。

なるべくだらだら飲み、だらだら食べをしない。

また、飲み物は飲んだ後や合間に水を飲むことでも、むし歯の危険を減らせます。

水で口の中に残ったかすや糖分などを流し、唾液の効果を高めることが出来ます。

歯に気をつけつつ、炭酸を楽しむ参考になれば幸いです。

夏

 

投稿者: 医療法人敬天会

2019.06.24更新

雨の日が続く梅雨。

気圧が下がり、更に湿度も高くじめじめとした季節です。

この時期は、なにかと不調が起こりやすい時期でもあります。

なかでも、雨の日は歯が痛むということはありませんか?

それは気圧の急な変化により、歯の内部、神経に圧力がかかることで起こる痛みです。

これは気圧性歯痛といって、健康な歯ではほとんど起こりません。

むし歯や治療途中の歯など、歯になにかしらの異常がある場合に起こりやすくなります。

もし、普段はなんともないのに雨の日だけ痛む、という方は歯科を受診することをお勧めします。

つゆのは 

気圧の変化による不調ともう一つ、湿気による不調もあります。

梅雨の主な不調としては、食欲不振、体のだるさ、むくみ。

下痢や頭痛、うつ病なども。

また、歯周病が悪化しやすい時期でもあります。

梅雨は長雨により湿度が高い時期です。

人間の体にはたくさんの水分があります。健康のために欠かせないものですが、必要以上の水分は体に対し悪影響を及ぼします。

空気中の水も、体内の水分を増やす要因の一つです。

湿度が高くなると、体に取り込まれる水分も増えます。

取り込まれた水分は体内で調節されますが、それが上手くいかないと体調不良の原因となります。

また、梅雨は雨が続くことにより体内の水分が発散しにくくなります。

それが免疫力を低下させ、体調不良を起こしやすい状態にしてしまいます。

なかでも、胃腸が弱い方や、汗かきの方などは症状が悪化しやすいとされています。

 

そんな梅雨の不調、食べ物から対策をとるのも一つの手です。

主に黒豆などの豆類きゅうりなどの昆布、ワカメなどの海藻

これらは体の水分を外に出す働きを助ける食べ物です。

日頃この時期は特に体調不良に悩まされるという方は、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

最後に、梅雨は食中毒が起きやすい時期でもあります。

清潔を保つために手洗いは念入りに。また、食材は早めの消化を心がけましょう。

じめじめとした梅雨を乗り切り、夏に備えましょう!

 なつ

 

 

 

投稿者: 医療法人敬天会

2019.06.10更新

むし歯予防において欠かせない存在であるフッ素。

フッ素とは、本来名の通り元素のことです。

自然では蛍石や氷晶石などの鉱物に多く含まれており、単体では存在しません。

また、土壌や微量ながら水や空気にも含まれています。

フッ素は、基本的に他の原子・元素と結びつき、化合物の形で多く存在します。

歯磨き剤に含まれるフッ素も、正確にはフッ化物という名称です。

また、むし歯予防に使われるフッ化物は岩石などからつくられたもので、天然由来の成分です。

 

今では、フッ素入りの歯磨き剤は数多く販売されています。

むしろ、フッ素が入っていないものの方が少ないほどです。

フッ素は必須栄養素のひとつとされています。

フッ素入りの歯磨き剤を使用すると、使用しない場合に比べ約15%むし歯が少なくなることが分かっています。

また、骨を作る石灰化にとって欠かせない物質のため、歯だけでなく骨を丈夫にすることにも役立ちます。

そんなフッ素ですが、摂取量には少し気を付けるべきことがあります。小さいお子様は注意が必要です。

2歳未満の方は、フッ素入りの歯磨き剤やジェルを薄く塗るだけ。

2歳以上の方は豆粒ほどの量で歯磨き。その後うがいをすること。

日本では馴染みがありませんが、海外ではフッ素のとり過ぎが度々問題になっています。

アメリカなどでは、水道水にフッ素を添加し、むし歯予防を行っています。

適量のフッ素が摂取できるよう、濃度が調整されています。その他、食塩や飲料水などにも多く含まれている国も。

こういった国では、普段から生活の中で多量のフッ素を取り入れているため、歯磨き剤のフッ素程度でも量によっては過剰摂取に繋がります。

そのため、フッ素入りの歯磨き剤の量を制限し、コントロールしているのです。

歯磨き粉 

日本では、水道水にフッ素を、といったことは行われていませんから、さほど心配する必要はありません。

歯磨き剤のフッ素濃度は、一般的には500~1000ppmとされています。

表に表記がないものは、裏面にひっそりと記載されているものも。記載のないものもありますが、その場合は概ね1000ppm以下となっています。

注意点としては、6歳未満には1000ppmを超えるものは使わないこと。

15歳からは、1000~1500ppmの物がお勧めです。

フッ素の濃度は、高いものほどむし歯予防の効果が高まります。

既にむし歯があったり、治療した歯がある場合は濃度の高いものがお勧めです。

 

 

投稿者: 医療法人敬天会

2019.05.13更新

前回、昔の人々もむし歯に悩まされていたことを書きました。

糖質を含む食生活は、むし歯になりやすい。

今回は、その糖質についてです。

糖質=炭水化物、とされることも多いですが、厳密には違います。

炭水化物は三大栄養素の一つであり、糖質食物繊維から成り立っています。

糖質は糖を主成分とする物のことで、砂糖ブドウ糖などが含まれます。

現代に比べむし歯予防の方法が確立されていない時代では、日々の食事だけでも十分むし歯の原因になっていたことでしょう。

糖質は、主食とされる米・パン・麺類・イモ類に多く含まれます。

その他、果物や砂糖、蜂蜜など。

野菜は米やパンなどと比較すると少なめですが、意外と多いものも。

ちなみに、中でも多く含むものはさつまいも。さつまいも自体、野菜の中でも甘味が強いですね。

甘みのある野菜は、糖質が高めです。実はかぼちゃも上位に入る多さです。

日々の食事だけでも、むし歯に繋がるものは多いです。

簡単でいいので、なるべく毎食後磨きましょう。

はみがき

なにかと制限すべきとされる糖ですが、人間にとっては重要なエネルギー源です。

また、脳がエネルギーとして利用できる唯一の物質とされ、脂質などに比べ分解・吸収の速度も速いです。

脳に直接栄養が届くので、勉強の後など、疲労している時には素早くエネルギーを補給できるため効果的です。

ただし、糖質は素早くエネルギーとして利用できる分、体内にはほとんど残りません。

すぐに使われなかった分は、脂肪となってしまうからです。

現代では、日常的に運動の頻度が減り、使うエネルギーに対し糖分が過多になりがちです。

普段の食事にも、調味料などに砂糖は多く含まれています。

炭水化物に加え、お菓子などの糖分を加えるとどうしても余ってしまいます。

ですが、運動や頭を働かせることにおいて糖は非常に効果的です。

甘いものは運動や勉強の後。もしくは、甘いものを食べた後は運動することを心がけましょう。

 

 

投稿者: 医療法人敬天会

2019.04.22更新

食事の後には歯磨き。今では習慣となっていますが、歯磨きとして定着したのは江戸時代と言われています。

ちなみに、歯を磨くこと自体は遡ると縄文、弥生時代の頃にもあったようです。

むし歯の主な原因は砂糖、では現在のような甘いものが少ない昔はむし歯は少ないかというと、そうでもなかったようです。

古代の人々には、歯並びこそ現代人に比べ良いものの歯周病が多くみられました。

特に、縄文人は同じ年代の多種族に比べむし歯が多かったようです。

これは、動物の肉などの肉食だけでなく、木の実や山菜などの植物、糖質を含む食生活を送っていたためと考えられています。

砂糖がなくとも、糖質を多く含む植物は意外と多いです。

狩猟による肉や魚などの動物性の食事がメインの民族と比べ、植物を主食にする民族はむし歯の割合が高かったようです。

縄文時代の人々は豊かな食生活を送る反面、むし歯に悩まされてもいました。

豊かで多種多様な食事は、むし歯のリスクを高める。これは現代にも言えることでしょう。

むし歯に苦しんだ縄文人ですが、この時代には歯ブラシはなく、歯を磨く習慣もありません。

まず、日本に伝わった最初の歯ブラシが歯木(しぼく)です。

これは歯ブラシの原型とされているもので、細い木の枝の先端を噛んで、歯と舌を掃除します。

これは仏教と共に日本に伝わりました。飛鳥時代、6世紀半ばのこととされています。

この頃は僧侶たちの間で習慣化していました。

当時の歯磨きは、あくまで上流階級の人々が身を清めるための儀式として伝わっており、庶民には広まっていませんでした。

現代のように広く歯磨きが伝わるのは、江戸時代になってからです。

江戸時代に入り、房楊枝が作られました。これは枝の先を割いてブラシ状にしたもので、より口の中に合った歯磨きに適した形になりました。

この房楊枝が庶民に広まり、今の歯磨きの習慣化につながりました。

人々は昔から歯の痛みに悩まされましたが、歯磨きが今の形に定着するまでは長い時間がかかりました。

庶民に日常生活の一つとして習慣化するまでは、僧侶や貴族などで儀式の一つとして行われていた、というのも興味深い点かと思います。

最後に、今週金曜日26日はキッズイベントを行います。こいのぼり作りを行います。

予約制ですが、当日参加も可能です。ご参加、お待ちしています。

 こいのぼり

投稿者: 医療法人敬天会

2019.04.10更新

歯磨きは、最初は親による寝かせ磨きから仕上げ磨きになり、ゆくゆくは自分で磨くことになります。

最初の寝かせ磨き、まずは歯ブラシに慣れてもらうことが大切です。

子供は、遊ぶことを通して成長していきます。普段の遊びの中に、歯磨きも取り入れてみてはどうでしょう

例えば、ぬいぐるみに歯ブラシを当てる、歯磨きごっこ遊び。

先日みらい歯科のキッズイベントで行ったところ、歯磨きが苦手だったというお子さんがごっこ遊び後に歯ブラシを手に握るようになりました。

歯磨きをしようとすると逃げ出してしまうお子さんもいらっしゃいます。

そういったお子さんは、歯磨きに対する恐怖心や苦手意識があるようです。

それには、普段から遊びを通して慣れさせることが重要です。

遊びを通すことで、歯磨きへの抵抗、恐怖感がなくなり心の準備が出来るようになります。

いやがる

また、イベントでは保護者の方からこんな質問もありました。

・お子さんが歯ブラシよく噛んでしまう・・・。

この場合は、お子さんが噛んでしまう歯ブラシと仕上げ磨き用の歯ブラシを分けましょう。

・なかなか仕上げ磨きをさせてくれない。

毎食後無理に磨こうとせず、お子さんの機嫌がいい時にしっかり磨きましょう。

最低一日一回、口を開けて仕上げ磨きをしてください。

また、歯磨きは毎食後磨くことがベストですが、一番重要なのは寝る前の歯磨きです。

忙しくてなかなかできない、という方は夜にしっかり磨けば大丈夫です。

・お子さんが自分で磨くなら、仕上げ磨きは必要ない?

お子さんが自ら歯磨きを実践されているのは喜ばしいことですが、大抵は磨けていないことが多いので、仕上げ磨きは大事です。

特に、小さいうちは親御さんが仕上げ磨きを徹底してください。

最後に、仕上げ磨きのポイントとして前歯の歯茎は切れやすいので、そこに歯ブラシをゴシゴシと強く当てないようにしましょう。

正面にあるひだのような小帯は、当たるととても痛い所です。

また、歯ブラシは小刻みに、かき出すように動かしましょう。

寝かせ磨き

 

 

 

 

投稿者: 医療法人敬天会

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