むし歯がどのようにして出来ていくのかご存知ですか?
むし歯原因菌の活性化
まずは、お口の中に虫歯の原因菌となるミュータンス菌がいるかどうかです。
ミュータンス菌は食べかすの中の糖などを利用してネバネバ物質(デキストラン)を作ります。
プラーク(歯垢)の形成
そして、ネバネバ物質が歯に付くとプラークになります。プラークの中はミュータンス菌だらけです。
酸による歯の脱灰
プラークの中で増えた大量のミュータンス菌は、食べかすの中の糖などを利用して大量の酸を代謝します。
この大量の酸が、歯の表面を溶かしてしまうのです。
むし歯への進行
歯の表面では、歯が溶ける(脱灰)と歯の表面を元の状態に戻してくれる(再石灰化)がいつも繰り返されています。
お口の中に長時間食べ物が合ったり(飴など)ミュータンス菌が活発であると脱灰が再石灰化を上回りむし歯になってしまいます。
⇒ダラダラ食べは止めましょう。
こどもの歯(乳歯)は石灰化(酸に対する抵抗力)が十分不なのでむし歯になりやすいです。
ですから毎日の歯磨きやフロス(糸ようじ)を使ったお掃除がとっても大切です。
3歳になると自分で磨こうという意識が出てきます。
自我の芽生えは大切にしつつ小学校低学年までは仕上げ磨きをしてあげましょう。