歯が生えてきたら、寝る前に歯を磨いてあげるようにしましょう。
保護者の膝の上に頭をのせて、お子様と目を合わせて会話を楽しみながら歯のお掃除をしてあげましょう。
しっかりきっちり綺麗にしてあげる必要はありません。
ちょこっとコツを掴めばお子様にとって気持ちよく歯磨きをすることが出来ます。
一番良いのは歯科衛生士の歯磨き指導を受けることです。
3歳までは寝かせて磨くことを推奨していますが、ただ寝かせて磨けばよいのではなく
保護者が座り、お子様の頭が親の腹部につくようにすることがポイントです。
そうすることで、お口の中がよく見えます。
口の中が見えない状態で磨いていると、まだ歯の生えていない歯肉を一生懸命ゴシゴシしていることが多く子どもにとって楽しいハズの歯磨きがつらいものになってしまいます。
寝かせて磨くことが一般的ですが泣くお子様を押さえつけて無理やりするのでは意味がありません。
歯磨きを好きになってもらいたいからです。
無理やりだとお互いに力が入り痛みの原因となり、余計に嫌がってしまうかもしれません。
嫌がる原因は多々ありますが、
・唾がたまって苦しい
・上唇小帯(上唇をめくると真ん中の筋のようなもの)にブラシが当たって痛い
などが考えられます。
寝かさず授乳をする格好で歯ブラシを優しく口の中で軽く動かすことが出来れば
仕上磨きの第一歩成功です。
初めから上手に出来なくても良いのです。
大切なのは歯磨きの気持ちよさを伝え、親子のスキンシップを測ることです。
気持ち良くて大事にされている実感がたっぷり得られればまずは良いのです。
口の中を綺麗にしてから寝る習慣はこうして、自然と身に付いていきます。