赤ちゃんのなかには、寝つきが悪く夜泣きをするため、添い寝をしながら母乳を飲む赤ちゃんもいると思います。
乳首から吸われた母乳→上唇と上の前歯の間、舌と上の前歯の裏側の間にとてもたまりやすく、寝る前の授乳は上の前歯の周りに母乳がたまりやすくなる場合があります。
1歳を過ぎるとショ糖を含んだ食品を口にする機会が増えてくるので、ミュータンス菌という菌が付きやすくなり、
歯垢として歯の表面に菌が多量にすみついているところ→母乳の乳糖が供給されて、細菌により作られた酸がいつまでも残ると、少しずつむし歯ができてきます。
【予防】
健康な歯→白く透明感あり
初期むし歯→ガーゼで拭くとつやのない白い濁りやざらつきがみられます。
上の前歯が生えてきたら、寝る前の歯磨きを習慣づけて上の前歯の裏側まで歯ブラシで丁寧に磨くように心がけましょう。
授乳前に歯垢を落とすことにより、むし歯のリスクが少なくなってきます。
乳首を吸わないと寝ない→空腹ではなく、精神的に安心を求めていることが多い
寝る前に絵本を読んであげたり、子守唄をうたってあげたりなど、安心しながら寝ることのできる方法をみつけて
少しずつ母乳を卒乳していくことが大切になってきます。