歯の豆知識ブログ

2020.07.20更新

口腔がん。その名の通り、口の中に出来るがんです。

名前はご存知の方も多いと思います。今回は、そんな口腔がんについての内容です。

では初めに、がんについて簡単に紹介しましょう。

人間の体は、細胞によってつくられています。その細胞は、怪我などで傷ができると、すぐにそれを修復しようとします。

ここで、細胞分裂が起きます。分裂することで増えた細胞が傷を埋めていき、完全に塞がると分裂が止まります。

ですが、分裂の途中で遺伝子にエラーが発生することがあります。これにより生まれるのが、異常な細胞です。

この異常な細胞は増殖を繰り返し、時間が経つにつれがんとなり、生命を脅かすこととなってしまいます。

 

口腔がんは、口の中の歯以外のあらゆる場所にできるがんです。

中でも多いのは舌に出来る舌がんで、舌の側面が特に多く、続いて下の裏側や舌の先に発生します。

口腔がんは、口の中ということもあってか、発見が遅れることもしばしばあります。

また、前回紹介した口内炎。

この口内炎から、ごく一部ですが口腔がんになるケースもあるようです。

口内炎はあくまで粘膜に起こる炎症ですが、なかなか治らない口内炎は実は要注意です。

まず、口内炎という傷が出来ると、そこで細胞分裂が起こり傷を修復しようとします。

通常、口内の粘膜は2週間ほどで再生するため、口内炎も長くても2週間ほどで治るケースが多いです。

ですが、上記の通り遺伝子にエラーが発生することがあります。

それにより異常な細胞が生まれ、増殖することでがん化が起きます。そして進行すると口腔がんとなってしまいます。

ただし、口内炎からがんになるケースはごく僅かです。また、がんになるまでに5年以上と長い時間をかけて進行します。

さらに、がんになる前に前がん状態、前がん病変といったがんになる手前の状態があります。

前がん病変とは、正常な状態と比べるとがんになりやすい状態のことで、目視で確認できる変化が起きています。

なかでも、口腔がんはこの前がん病変による変化が分かりやすいものがあります。

口の中においては、粘膜が、もしくはに変化した状態が確認しやすくなっています。

それぞれ、白は白板症、赤は紅板証と呼ばれています。また、赤くなる紅板証はよりがんになる確率が高めです。

口内炎からがんになる場合、この前がん病変を通り口腔がんとなる為、気づいた際には歯科医院での経過観察が必要です。

また、前がん病変は必ずしもがんになるとは限りません。その状態のまま、進行しないこともあります。

口腔がんは、早期発見に努めることが重要です。

一番のサインである前がん病変を発見することは、重要なポイントです。時々、鏡などで舌や周りの粘膜の状態を確認してみましょう。

勿論、セルフチェックだけでは確認しづらい場所もあるため、定期的に歯科医院で診てもらうことも大事です。

い

口内炎であっても、なかなか治らないものは要注意です。目安としては、上記の通り2週間から、一月ほど経っても治らない場合。

また、口内炎がよく出来る場所というのは、口の中で頻繁に細胞分裂が起きている場所とも言えます。

これは回数が増えるほどエラーが発生する確率が高まる為、口内炎になりやすい場所というのは、口腔がんになる可能性もまた高いと言えるでしょう。

最後に、口腔がんは近年増加の一途を辿っています。

口の中を清潔に保つこと、合わない義歯などを使い続けない事、そして体調管理。

前回口内炎の予防として紹介した事柄は、口腔がんの予防としても役立ちます。是非、口の中の健康状態もチェックしてみましょう。

 

投稿者: 医療法人敬天会

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